「たいよう」

 

雨降る 夜に

僕は今 君に

 

会いたい

会えなくなる 僕が 

届かない僕のこの思い

届けたかったのに

 

今、君は飛び立つ

僕らに 残したものは

今、君は飛び立つ

僕らを照らす 太陽のように

 

今、君は

僕らの太陽になる

 

雨降る 夜が

永遠に 続いたとしても

いつか必ず見える

僕らの 太陽は

 

何もかもが 暗闇の中

飲み込まれたとしても

今度は僕ら

これからの太陽に

 

今、僕らは飛び立つ

新しい 太陽を目指して

今、僕らは飛び立つ

大地を照らす 太陽のように

 

止まない 雨は無いから

僕らは 太陽になれるから

 

 

雨に打たれた 桜の木

嘆いた木々の 燃えた日

寂しくあげた声 散る紅葉

静かに囁く 雪の声

 

今、君は飛び立つ

僕らの太陽となって

今、君は飛び立つ

今度は僕らも太陽になる

 

そうやって永遠に

繰り返されていくんだ

 

いつまでも続く

永久の太陽

 

消えない 太陽

 

今、僕らは

太陽になる

 

今、僕らは

太陽になった

 

今、僕らも

大地を 照らしている